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共同代表理事 武政 祐
共同代表理事

武政 祐

横浜市出身横須賀市在住

TAKEMASA TASUKU

高校三年生の夏、先生の「君の学力ではどこの大学にも行けない」という言葉に火が付き、無事大学に合格するも燃え尽きて無気力大学生に。「自分を変えたい!」と大学3年生のとき起業家体験プログラムの長期インターンシップに参加し、起業することが将来の夢の一つになった。会社を興す前に“営業力”を身につけたいと大手OA商社に営業職として入社したが、3年目に営業ノルマのプレッシャーからうつ症状を発症、半年間のひきこもりを経験する。その後相模原市の第三セクターで就職支援サイトの立ち上げに従事し、もっと早い段階から職業観を醸成する必要があると痛烈に感じ、前身となる株式会社さくらノートに転職。NPO設立後も、学校や支援企業とのネットワークづくりを担当しながら、定時制高校生の自立支援プログラムのリーダーとして、高校生たちの悩みや進路相談などにも向き合っている。

“自分らしい花を咲かせる”

これまで100名以上の社会人を取材するなかで、一つの共通点が見えてきました。
仕事にやりがいを感じる瞬間、それは「ありがとう」と感謝されたときです。
つまり仕事とは、単なるお金を稼ぐ行為ではなく、人の役に立つことなんだと気付きました。

体調が悪ければお医者さんに見てもらい、髪の毛が伸びたら美容師さんに切ってもらう。
社会人は日々世の中にある“困った”を解消してくれています。
しかし私が学生の頃、将来何になりたいか想像がつきませんでした。
それもそのはず、私にとって勉強は進学するためだけのものだったからです。
職業観を持たないままイメージだけで会社選びをした結果、3年で身体を壊してしまいました。

「学生時代、将来をもっと真剣に考えるべきだった」という大きな反省があったからこそ、これからの明るい未来(あす)をリードする若者には、自らの可能性、正しい職業観、無数にある選択肢に気づき、誰もがイキイキと働くことができる社会を創りたいと思いました。

誰もが使命という種をもって生まれてきています。
それが向日葵になるのか紫陽花になるのか本人にも分かりません。
しかし向日葵の種なのに、紫陽花が咲く環境下ではきっと枯れてしまうでしょう。
だからこそ自分らしい花を咲かせている社会人から未来の種に、咲く過程を教えてあげて欲しいと思っています。
その環境を整える場がアスリードであり、いつか日本中が大輪の花であふれるような社会にすることが私の仕事です。