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共同代表理事 杉野 瞳
共同代表理事

杉野 瞳

横須賀市出身横浜市在住

SUGINO HITOMI

高校卒業後、大手通信企業に就職し、2年後に社内制度を活用して東海大学政治経済学部経営学科に進学。ゼミの活動で小学生向けの起業家教育事業の企画運営に携わったことをきっかけにキャリア教育の分野に関心を持ち転職するが、過労からうつ病に。地元横須賀での療養中に祖母の介護、看取りを経験したことから、改めて自身の生き方、働き方について考え、自分を育ててくれた地元に恩返しできる仕事がしたいと前身の株式会社さくらノートに入社。これまでに約160名の地元企業で働く大人たちを取材し、仕事の魅力ややりがいを中高生たちに伝えてきた。結婚、出産、育児を経て復帰した後、2019年9月20日、新たにNPO法人アスリードを立ち上げる。

“若者たちの背中を押し続ける”

私の“キャリア”の出発点は、18歳の頃。
右も左も分からないまま高校を卒業してすぐに就職したのですが、当時のように「とにかく学校の勉強や部活を頑張ればいい会社に就職できる」という時代は終わり、多様な価値観が生まれてきています。
これからの時代を担う若者たちが自信を持って未来へのスタートラインに立ち、困難にぶつかりながらも長い社会人生活を自分らしく歩き続けていくために、親や家族、学校の先生以外の大人たちにできることは何だろう。これまでキャリア教育支援に携わりながら常に考え、その在り方を模索していました。

「自分が今持っている力は、誰かに貸してあげるために預かっているもの」。

これは、私が祖母からいつも言われていた言葉です。
祖母は専業主婦で会社などの組織に所属したことはなかったけれど、地域の人に信頼され、家族や友人に尽くす人でした。当時80代の祖母から、“こんな生き方もあるんだ”と視野を広げてもらった経験があったからこそ、学校という枠を超え、若者たちが社会に出てからどう生きていくのかを地域一丸となって考え応援していく “キャリア教育支援”に大きな魅力を感じるのかもしれません。

身近なところで働く大人たちに出会い、その“背中”にふれることは、若者たちの未来への道しるべになる。
そう信じて、若者たちの背中をずっと押し続けていけるよう、自分の力をめいっぱい使っていきたいと思います。ぜひ皆様も、若者たちの未来に、そのお力をお貸しください。