学生
学生スタッフとして、学生団体「せとさんち」のメンバーにご協力をいただいております。勉強のサポートはもちろん、歳の近いお兄さんお姉さんだからこそ気軽に相談ができます。
「学校に行けなかったけど良かった」と思える日をここから
さまざまな事情で学校に行きたくても行けない若者がいます。
不登校はサボっているわけでも怠けているわけでもありません。
未来(あす)に飛び立つための“心のエネルギーの充電期間”です。
アスリードSAKURA✿スクールは、
小学4年生から中学3年生を対象に
学生・地域・民間団体・企業・NPOが連携したキャリア教育で
“生き抜く力(自己肯定感)”を育む少人数制のフリースクールです。
校内居場所カフェ「SAKURA✿Cafe」から
キャリア教育×フリースクール「アスリードSAKURA✿スクール」へ
2018年(前身団体の活動期間を含む)より川崎市立高津高校定時制にて
中途退学の予防と進路未決定者の支援を目的に
校内居場所カフェ「SAKURA✿Cafe」を運営してきました。
SAKURA✿Cafeで出会ってきた生徒の中には、ADHD(注意・欠如多動症)
LD(学習障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、吃音など
生まれ持った特性が原因で心無い言葉に傷つけられ
小学校や中学校に通えなかった生徒もいました。
一人ひとりの性格や生まれ育った環境が違うように、
不登校になった理由も様々な要因が絡み合あった結果、
本人すら“なぜ学校に行けないのか”言語化することが困難でした。
SAKURA✿Cafeを運営してきて確かに言えることは
今は笑顔を取り戻し定時制高校に通えていること。
そしてそれまでの道のりに、学校以外の選択肢(フリースクール)の
存在が大きかったということです。
フリースクールで似た境遇を持つ仲間と出会い、
さまざまな活動を通じて自分らしさを取り戻し、
仲間と共に何かにチャレンジをすることで自信を付ける。
フリースクールは低下した心のエネルギーを充電する
“第3の居場所”なんだと生徒から学びました。
※アスリードでは第1の居場所を家庭、第2の居場所を学校と表現しています。
年々不登校は増加傾向にあり、神奈川県内の公立小中学校でも
前年度比3,667人増の2万323人と過去最多を更新。
アスリードが事務局本部を置く金沢区にも349人(令和3年度)の
不登校がいることが分かりました。
フリースクールで心のエネルギーを充電し
笑顔で定時制高校(SAKURA✿Cafe)に通えるようになった生徒のように
今不登校で悩む小・中学生を応援したい。
私たちは6年間続けてきた校内居場所カフェ「SAKURA✿Cafe」を
2024年3月をもって次のNPOへバトンを渡し
今まさに不登校で悩む若者を応援するため
2024年9月より「アスリードSAKURA✿スクール」を開校します。
アスリードSAKURA✿スクール
アスリードがキャリア“共育”のHUBになり
学生・地域・民間団体・企業と連携し運営するフリースクール
学生スタッフとして、学生団体「せとさんち」のメンバーにご協力をいただいております。勉強のサポートはもちろん、歳の近いお兄さんお姉さんだからこそ気軽に相談ができます。
会場は地域のラウンジ×学生のシェアハウス「こずみのANNEX」をお借りしています。
地域の交流拠点ならではの出逢いが待っています。
地域住民や他団体との橋渡し、地域福祉の推進役として欠かせない横浜市金沢区社会福祉協議会。施設の会場提供や地域資源を活かした体験活動の受け入れ先のコーディネートなど、地域と顔の見える交流を促進して下さいます。
キャリア教育の受け入れ先としてアスリード若者みらいサポーター企業の他、助成金で支援して下さる積水ハウスマッチングプログラム様、公益財団法人GLP財団様など多くの企業様にフリースクールを支えていただいております。
心のエネルギーを充電する
スタッフや仲間との信頼関係構築をする時期。スタッフは若者の話に耳を傾け、ありのままを受け入れ肯定することで、自尊感情と自己受容感を高めます。
少しずつ意欲が湧き出す時期。海釣り・農作業・まち探検など若者の興味関心を引き出し「やってみたい!」をスタッフも全力で一緒に取り組むことで自己効力感を高めます。
発芽期で行動の「原動力」を高めた次のステップはキャリア教育。職業講話や職場体験、アントレプレナーシップ教育で成功体験を積み自己信頼感を高めます。
町内のお祭りや行事に自らの意思で参加し、人の役に立つことで自己決定感と自己有用感を高めます。
そのほかにも・・・
元教員や学生による一人ひとりに寄り添った学習支援(希望者のみ)のほか、
世代を越えた仲間との出会いがみなさんを待っています!
基本的な1日の過ごし方をご紹介します!
フリータイム
「おはようございます!」1日の始まりです。
スタッフとお話をしたりゲームをしたり、1日のエネルギーをチャージします。
みらいミーティング
「今日は何する?」午後に行う“みらいプロジェクト”の過ごし方を話し合います。
お昼休み
「いただきます!」みんなでお弁当を食べたり、ときにはみんなでお昼ご飯を作ります。途中、お弁当を買いに行くこともできます。
みらいプロジェクト1
みらいミーティングで決めたプロジェクトに取り組みます。自然体験やキャリア教育の他、みんなの「やりたい!」を行います。
みらいプロジェクト2
みらいプロジェクト1から続けて取り組んだり別の活動をするなど、時間の使い方は毎回ことなります。
振り返り会
今日あった1日のできごとや気づいたこと、感じたことをノートにまとめ全体共有します。
放課後 学習支援
元教員や大学生がサポートのもと、希望者のみ学習支援を行います。
下校
「今日も1日よく頑張りました!」下校の時間です。みんな気を付けて帰ってね♪
アスリードSAKURA✿スクール校長
他人事が嫌いです。人の役に立つ、若者の応援団長
事務局長/アスリード共同代表理事
大人になり振り返ったときに「学校に行けなかったけど良かった」と思える体験や経験をここで一緒に作りましょう!
アスリード共同代表理事
皆さんと一緒に、ここを「自分らしくいられる場所」「信頼できる人に出会える場所」「次の一歩を踏み出せる場所」にしていきたいと思います。お会いできることを楽しみにしています。
先生
「ほっと安らぎ、のびのびと成長していける」親御さんも「ふらっと話しをしに寄ってみよう」そう思って頂けるような居場所となれたら嬉しいなと思います。
先生
「一人ひとりが自分らしく」を大切に、関わる全ての人が幸せになるよう応援します!一緒に成長しましょう!
先生
不登校当事者として「こう向き合って欲しかった」「こんなことを教えて欲しかった」「これはダメだった」の3つの”こ”を伝えていきたいです。
アドバイザー
自分が大好きになれる場所にしたいです。
みんなにとって居心地の良い空間を作っていけるように、一人一人に耳を傾け、一緒に学び、一緒に楽しんでいきたいです!みんなのお姉ちゃんのような存在になれたら嬉しいです!
みんなの居心地の良さを大切にしたいです。それぞれの居場所となれる空間を一緒に作りたいです!
地域の力とキャリア教育で生き抜く力(自己肯定感)を育み
自分の人生を自ら考え、選び、一歩踏み出せる人を育てる
私たちは“5つの約束”を信条にアスリードSAKURA✿スクールを運営します
小学4年生~中学3年生
毎週月曜日 10:00~16:00
※月曜日が祝日の場合は火曜日
※長期休みは除く
※行事によって別曜日にも活動する場合がございます
ご利用料金につきましては、下記よりダウンロードください。
ご利用料金はコチラFLOW.01
まずはお気軽にお問合せ下さい!スタッフよりご返信いたします。
FLOW.02
こずみのANNEXへお越しください。会場の雰囲気を感じていただきながら、お子様の状況や心配事などをお伺いいたします。
FLOW.03
1日無料体験に来ていただき、居場所になるか、通いたいと思える場所かご検討ください。
FLOW.04
入会書類のご提出及び、入会金+初月授業料のご納入の確認が取れ次第、利用開始となります。
アスリードSAKURA✿スクールでは月に1回保護者会を開催しています
はい、いつでも入学可能です。お子様が「動き出したい!」と思ったときがタイミングですので、いつでもお待ちしております。
心のエネルギーが低下した状態でキャリア教育を行っても効果はあまり期待できません。まずはスタッフとの信頼関係の構築、自尊感情と自己受容感を高めるところからスタートし、エネルギーが回復してきたところでキャリア教育を行います。
15:00の放課後から希望者のみ学習支援を行います。希望される際は学校で使用している教科書や出されている宿題をご持参ください。元教員や学生スタッフが学習のサポートいたします。
お子様3名に対し最低1名のスタッフが対応できるよう配置しています。日によって学生スタッフやボランティアスタッフが増えます。
お昼休みをはさむ場合はご持参ください。お昼休みの間に買いに行くこともできます。活動の一環としてお昼ごはんをみんなで作ることもありますので、その際は事前に告知致します。
もちろん大丈夫です、ご自由にお持ちください。
その日の気持ちや体調もあるかと思いますので何時に登校いただいても構いません。また登校後に帰りたくなってしまった場合でもご帰宅いただいて大丈夫です。無理なく通ってください。
金沢区以外にお住まいでも利用可能です。
出席認定は学校長の判断となるためお約束はできませんが、入会された際は校長先生や担任の先生へご挨拶に伺いさせていただきます。また日々の活動をレポートにまとめ学校へ報告することでご理解いただけるよう努めます。
アスリードSAKURA✿スクール
アスリードSAKURA✿スクールでは、
経済的格差によって若者から学びの機会と選択の自由が奪われないよう、
独自の奨学制度を設けています。
少子高齢化が加速する日本社会。次代を担う若者の活躍が期待されるなか、13歳~29歳のうち『自分は役に立たないと強く感じる』と答えた割合が49.9%と自己肯定感の低さがうかがえます。※内閣府 令和4年版子供・若者白書
令和4年における小中高生の自殺者は過去最多の514名を記録。また自殺した不登校児の75%は再登校していたという記事もあります。
年々不登校は増加傾向にあり、令和4年度に神奈川県内の公立小中学校でも、前年度比3667人増の2万323人と過去最多を更新しています。
こうした状況下、神奈川県内フリースクールの利用者は増加傾向にあり令和2年度から4割増の884人に上ります。しかしながらフリースクールを必要とする子どもの数が増える一方、受け皿が足りていないのが現状です。
障がいや発達に特性のある子どもをサポートする放課後等デイサービスは、市区町村発行の「受給者証」があれば9割が自治体負担となり1割の自己負担で利用することができます。
また令和元年度から全校で開始された「幼児教育・保育の無償化」により幼稚園や保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳の子どもたち及び、住民税非課税世帯の0歳から2歳までの子どもたちの利用料が無料。
令和2年4月から私立高校授業料実質無償化も始まり、高等学校等就学支援金(返還不要の授業料支援)の制度改正で、私立高校等に通う生徒への支援も手厚くなりました。
しかし残念なことに学校に通いたくても通えない不登校への支援は十分とは言えず、平均入学金53,000円、平均年会費10,000円、平均月謝33,000円の全額が自己負担となり家計を圧迫し、経済的理由から学校以外の選択肢を選べない若者がいます。
経済的格差によって若者から学びの機会と選択の自由が奪われないようアスリードSAKURA✿スクールでは、独自の奨学制度を設けています。
特定の自治体ではフリースクールに通う家庭に対し公的支援が始まっていますが横浜市内では制度が追い付いていないのが現状です。アスリードSAKURA✿スクールは他フリースクールと協同して行政に働きかけを行うことで公的支援の実施を目指し、経済的な心配なく誰もがフリースクールに通える社会を目指してまいります。
アスリードSAKURA✿スクール
アスリードSAKURA✿スクール立ち上げに際し、経済的な理由でフリースクールに通えない若者が一人でも少なくなるよう、独自の奨学制度をもうけさせていただきました。
私たちはアスリードは経営資源と言われるヒト・モノ・カネが潤沢にある団体ではございませんが、公的資金を待っていては救える命も救えません。
アスリードSAKURA✿スクールを運営するNPO法人アスリードでは毎月500円から継続的にご支援いただけるマンスリーサポーターを募集しております。
皆様の温かいご支援が、次代を担う若者の生き抜く力(自己肯定感)に変わります。
どうか私たちと一緒に若者の未来(あす)をリードしてください。
マンスリーサポーター
500円〜で継続的に応援