みらいGREEING 振返り会 を実施しました!
11月13日、横浜総合高校にて会員企業の皆さまとキャリアガイダンス部の先生方と一緒に、これまでの『みらいGREEING』プログラムの振返り・交流会を実施いたしました。
4年前、学校×地域企業の交流会(zoom)からスタートしたこの取り組みでは、採用する側・される側といった構造ではなく、共にキャリア・将来について生徒と社会人が語り合ったり考えたりできる場づくりを行ってきました。
これまでの活動を振返り、改めて「高校生をどう育むか」を学校・地域企業でともに考えていきたいと、これまで複数年・複数回ご協力いただいている企業の皆さまにお声掛けし、学校にお集まりいただきました!
■先生方からの声
「対話では企業の皆さんが丁寧に生徒の声を拾ってくれ、活発に話せていた。進学を考えていたけど、就職もいいかも…という声もあった」
「社会人の方にも“ジブン軸”を話してもらったことで、「特別じゃなくていいんだ」「好きなことをやっていいんだ」という気づきをもらえた生徒が多かった」
「回を重ねるごとに、「もう一年早く始めた方が良い」ということになり、全学年に広がった。3年間のプログラムの組み合わせ、段階を一緒に考えていってもらえたら」
「まだ進路未決定のまま卒業する生徒も多い。今後も協力体制を築いていけたら…」
■企業の皆さまからの声
「“共育”という視点に共感し、社会人の視点から対話したり時にはアドバイスさせてもらっている、会社見学を通じて採用につながった事例もでてきている」
「今年度はすべてのプログラムに参加し、企業として10代の若者を受け入れるにはどんな準備をしていけばいいのかを考える機会にもなっている」
「全学年に関われるようになったので、今年会った生徒に来年何を提供できるか?自分自身もブラッシュアップしなければいけない」
「仕事体験もいいが、もっと対話の時間を増やしたい。“社会人”としての話をじっくりしてみたい」
皆さまの率直なご意見から、生徒たちの変化や企業・大人としての手応えなどを感じられた反面、まだまだ高校生の進路選択に向けて“できることがある”ということも共有できました。
振返りのあとは2グループに分かれ、具体的な支援の可能性について検討。
先生方が困っていること、企業の皆さまが聞いてみたかったことをざっくばらんに話し合う“ぶっちゃけトーク”で、話題は尽きることなくあっという間の90分でした。
コロナ禍で長らくこういった機会を持てずにいましたが、課題を共有し、できることを考えていく時間、過程が重要だなと実感できる機会となりました。
皆さま前向きであたたかい意見をたくさん出してくださり、また一つ関係性が深まったように思います。
今後も、“社会人”への入り口がもうすぐそこにある生徒たちに向けた支援を継続してまいります!
【ご協力いただいた企業様】
イー・ケー・エスさま
池田鉄工さま
光洲産業さま
スマイルさま