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【沖縄県立鏡が丘特別支援学校で、オンライン職業講話を開催しました!】

【沖縄県立鏡が丘特別支援学校で、オンライン職業講話を開催しました!】

今回は、なんと初の沖縄県での開催…!!
担当の先生からアスリードのWEBサイトを通じてお問い合わせをいただき、クラウドファンディングの支援校として、オンライン職業講話が実現しました。

今回は、特別支援学校に通う中学2・3年生が対象。
「本校の生徒が希望の仕事に就けたとしても一人分のお仕事をこなすことは難しいかもしれませんが、“この仕事がしたい”という思う気持ちを大切に、どんなことができるか、その他にもできそうな仕事がないか一緒に考えたい。そのためにも是非、実際に働く社会人の方に出会わせてあげたい」
という先生の想いを伺い、講話は事前に職種のご希望をいただき、全3回に分けて実施することに。

第一回となった今回の職種は『児童養護施設で働く指導員や保育士』。

ピンポイントのリクエストにお応えするため、児童養護施設の支援を行うフェアスタート永岡様にご紹介をお願いしました、ありがとうございます!

横浜市にある『高風子供園』は、様々な事情があり家で暮らせない子供たちの生活を支援する児童養護施設。

そこで家庭支援専門相談員をしている職員さんに、幼少期から学生時代のご自身の経験を通して「自分にも何かできることがあるはず」とこの職業を志したこと、現場ではいつも子供たちが家庭に近い環境で安心して過ごせるよう、みんなでとことん考えていることなどをお話しいただきました。

「職員さんが一番気をつけていることは?」
「自分の意見が言えない子がいたらどうしますか?」
「子供の体調が悪くなったらどう対応するの?」

生徒の皆さんは自分たちと同じ年頃の高風子供園の子供たちのことを思いやりながら、真剣にお話を聞いていました。

子供たちの自立を目指し、長期間にわたり関わっていく仕事。家庭ではなくてもしっかり愛を注いでくれる場があって、真剣にひとりひとりのことを考えてくれる大人がいることは素晴らしいことです。

行きつ戻りつしながらも時間をかけて信頼関係を築いていくためには、
「苦しい葛藤を共感し気持ちを言葉でしっかり伝えること」
というお話が印象的でした。

「子供たちが成人した後、再会して思い出話をするのが最高にうれしい」
と、島さんは満面の笑みで話してくれました。

次回は12月。
画面越しに生徒の皆さんに会えることを、スタッフ一同楽しみにしています!!

実施レポート:ボランティアスタッフ長谷川静音